11月25日のなかよし会では、養護教諭からのお話がありました。
前回は、「ちくちくことば・ふわふわことば」の話で、
「『ありがとう』って言われたら、嬉しくなる🎵」「それは、ふわふわことばやな!」
「『きらい』って言われたら悲しくなる・・」「これは、ちくちくことばや!」ということを学んだ子どもたち。
その後、生活している中に新しい「ふわふわことば」が出てきて、保健室にはっている模造紙の木には、ふわふわのことばの葉っぱが増えてきています。
今回は、「自分の気持ちをことばで伝えよう」ということをテーマしたお話でした。
「気持ちって見えるかな?」と質問されると、「見えない!自分のも見えないし、お友達のも見えない!」と子どもたち。
「そうだね、わからないよね。泣いてても、お腹がすいているのかもしれないし、お腹が痛いのかもしれない、相手の人はわからないね。だから自分の気持ちは相手に伝えていきたいね」
そこで、グループに分かれて、「〇〇なときは、どんな気持ちになる?」ということを考えてみました。
子どもたちが考えた結果はこちら。
はじめてのことをするとき ●びくびく●どうしよう●いややあ💦 と思う子もいますが、●やったー! ●うきうき の気持ちの子もいます。
正反対の気持ちですよね。
できなかったことができるようになったとき、●うきうき ●えっへん の子もいれば、●ほっとした ●なんでかなあ?と思う子もいます。
嬉しい気持ちだけではなく、安堵の気持ち、自信がない、理論立てて考えたい気持ちの子がいます。
やりかたがわからなかったとき、●どうしよう と思う子もいれば、 ●いらいら という気持ちになるといった子もいます。
不安になることよりも、できない自分にイライラしてしまう子もいます。
同じ出来事でも、受け取る子どもたちの気持ちはそれぞれ違いました。
今日のグループワークで子どもたちの気持ちが見えて、改めて子どもたちの思いは、一人一人違うことを実感しました。
子どもたちが困っている時、喜んでいる時、一人一人の気持ちに寄り添った保育者の言葉がけや対応ができるよう、一層努めていかなければならないと感じた事でもありました。
自分の気持ちがわからなかったり、なかなか言えないときもあるよね。そんな時でも、人をたたいたり、物を壊したりするのはやめて、「もやもやする。」「なんか嫌な気持ち」って言えたらいいね。